徒歩1分=80mはどんな基準?!

公開日:

更新日:2022/06/07

カテゴリー: 不動産情報  タグ:  |

こんにちは!
ハンドクラップ30分耐久に挑戦したら疲れ果てて最後は盆踊りになっていたスタッフ浅野です(^^;)


不動産広告の物件情報を見ると「駅徒歩〇分」「小学校まで徒歩〇分」と表記されていますよね👀
これは物件から駅(他に学校やスーパーなど)まで歩いてかかる時間のことを指し、不動産用語では「徒歩所要時間」と言います。
直線距離ではなく実際に歩いてかかる距離を1分=80mとして計算し、1分未満の端数は切り上げて1分として計算することになっています。

  1分=80mってどうやって決めたの? 

不動産の広告表示のルールを決めた責任者 鈴木深雪さんが、持っていた靴で1番歩きづらいヒールを履き、いつもよりゆっくりなペースで歩いて計測し、80m=徒歩1分という基準を制定しました。後に妥当な数字であることが裏付けられたため、不動産の表示規約で決められている全国共通の計算方法として現在まで使われています。

  実際に歩いてみると誤差が生じる場合も・・・ 

それはなぜかというと、例えば「駅から徒歩〇分」の開始点は、改札ではなく駅の出入り口と決まっていたり、駅から物件まで最短ルートで行っても「信号や踏切は考慮されない」「坂や階段も普通の道として扱う」「一番近い敷地部分までの距離を表示」とされているからなのです。

人によって歩く速さが異なったり、実際に通る道順によっても数分の差が出ることもありますよね・・・。

物件情報にある「徒歩〇分」というのは、目安として考え、少し多めに見ておくことをお勧めします。そして気に入った物件が見つかって購入の検討段階になったら、道順や道のりの様子も確認しながら、実際に歩いて計ってみるのが安心だと思います。夜は街灯が設置された明るい道で帰宅できるかのチェックもお子様のいるご家庭はお忘れなく!
 
基準こそあるものの、信号や踏切などは時間帯や時期によって時間も大きく変動してしまう。感覚と合わせるのは難しいことを考えると実際にかかる時間というより、距離を把握するために見るという考えのほうがよさそうですね^^
 
 
以上、実家は坂の上で駅徒歩20分だったスタッフ浅野でした🌼
 
 

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